近年の禁煙ブームにより、タバコを吸う箇所を探すのが難しくなりました。
私も昔は愛煙家でしたが、4年ほど前に禁煙しました。
(お酒の席などでたまに愛煙家に戻る時もありますが…)。

先日、空港で搭乗待ちをしている時に、前面ガラス張りの部屋が煙りで、真っ白になっておりました。
何だろうなぁと思ってよく見たら、何と喫煙室。室内はロンドンスモッグ並の状態でした。
よくもまぁ、こんな状態でも、タバコを吸うなぁと感心しました。

当然、何万本、いや、何百万本というタバコの副流煙をたっぷり染み込んでおりますからこの臭いはそう簡単には消えません。
窓を開けて換気していれば、抜けるだろう。

文献を見ますと、タバコの臭気は3000種類で構成されていると書いておりました。
構成されている主な物質は
アルデヒド類(ノナナール、デカナール)
複素環化合物(ピロール、フルフラール、ピニルピリジン、ニコチン)
芳香族炭化水素(ベンゼン、トルエン、キシレン、スチレン)
オレフィン(ヘキサデセン、オクタデセン)
ニトリル化合物(2-プロペンニトリル)
ケトン類(アセトン)
そのうちニコチンがいわゆるタバコ臭といわれる物質です。
ニコチンは高沸点化合物(常温で無色の液体、沸点:247℃)であり
通常の自然放置ではほとんど揮発せず、空気に酸化されてニコチン酸になるといわれております。

 

 

 

 

室内に付着したニコチンがニコチン酸に変質すると、あのタバコの甘ったるい不快な臭気になります。