冬になると、我々臭気の業界として、非常に多くなる仕事があります。

それは、火災による焼き焦げ臭気の対策です。

特に建築中の建物で起きる火災は、小火も入れれば、全国でも年平均100件超えているとの話しも聞きます。

その原因の殆どは、「溶接」による火災が多くを占めています。

現在、火災のリスク軽減、安全上の管理から、溶接作業においては作業者と確認者の複数名体制を行っている現場が殆どなってきています。

しかし、夏場などの湿度が高い時期などにおいては、飛び散った火花はそのまま消えてしまうことが多く、確認者も「消えただろう」と判断し、そのまま作業を続ける訳ですが、これが冬場の乾燥している時期だと、飛び散った火花が、かなり小さな範囲で断熱材や材料の表面で燻り続けている事も多くあります。

そして、作業者はそれに気づかず、仕事が終わり撤収してしまうと、燻り続けて少しずつ、その範囲が拡がり、ある時、「火」として沸き起こります。

それにより、夜などに火災が発覚し、初期対応も出来ない為、大きな火災事故になる事例もあります。

 

そして、火災が発生すると、ダイオキシンなどの有害物質の発生や、「火災臭」としてのにおいが残ります。

この「ダイオキシン」「火災臭」はそのままでは殆ど消えません。

その為、弊社のような脱臭専門の会社あります。

今回、過去に行った事例を紹介しながら、脱臭についてお話ししたいと思います。
この現場、とある地方都市に建築中の大型マンションで、2月末に完成する予定でした。
しかし、竣工3ヶ月前にマンション内の1住戸において、電気ショートによる小火が発生。

発生時間が深夜だった事、建築中である為、消火設備の警報、通電を止めていた事もあり、翌朝、通電開始後、即座に反応し、発覚。
延焼箇所は非常に小さい範囲で済みましたが、ずっと燻っていた事で、煙が住戸全体、周辺共用部などに拡がってしまいました。

建設会社は竣工間近である為、すぐに延焼部の部材撤去、清掃、復旧を行いましたが、住戸内の延焼部以外はススも無かった為、清掃のみを行ったところ、焼きコゲ臭が残っていた為、カルモアへ依頼を頂きました。

このような時、カルモアはオゾンガスを用いた脱臭作業を提案します。
オゾンの強い酸化力で、残存した焼焦げ臭を分解し、無臭化する作業です。

 

 

 

 

 

 

通常は、部材撤去したいわゆるスケルトン化された状態で行うのが理想でしたが、今回のような、狭い範囲で起きた火災による残存臭気は、延焼部だけの復旧が殆どで、それ以外はいじらない事が多いです。
従って仕上がっている状態で行う為、消臭剤等の液体を使用する事も難しく、オゾンのみで除去しなければいけません。

しかし、カルモアではそのような状況においても豊富な経験から、火災の焼きコゲ臭を構成する臭気成分が、どの程度のオゾン濃度が一番反応し、除去出来るかを知っているので、容積、構造、住戸の形状を確認した上で、最適な配置、仕様を決めて作業を行います。さらに、用途がマンションであることから、ダイオキシンへの懸念もあり、残留ダイオキシン濃度の測定も行いました。

結果、脱臭作業前においては、ダイオキシン濃度も環境基準値を上回る結果でしたが、作業後は大幅に下回る結果となり、火災臭のにおいも国家資格である臭気判定士の嗅覚でも分からないレベルまで低減させることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

これにより、お客様も安心しておりました。

 

 

 

 

 

 

オゾンを用いた脱臭は、近年、多くの会社が行うようになってきました。
しかし、簡単なようで難しく、施工後に満足のいく結果にならない事もよく聞きます。
カルモアは、豊富な経験で、施工後の苦情はありません。
焼きコゲ臭に限らず、どの臭気でもカルモアは除去が可能です。
さらに、カルモアでは、専門の調査員が前後の測定を嗅覚とにおいセンサーにて行います。さらに、ダイオキシン等、健康に影響を与える可能性がある物質の分析も可能です。

これにより、ただ臭気を脱臭するだけでなく、測定から脱臭まで総合的に対策を提案することが可能です。
少しでもこのような事故によって発生した臭気にお困りのようであれば、弊社まで御相談下さい。